Windows7とUbuntu14.04のデュアルブート

公開日: : 最終更新日:2016/06/12 GPU, PC, Ubuntu

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Windows7の入っているノートPCにUbuntu14.04 LTSをマルチブートできるようにしたのでそのメモです。Cドライブ(SSD)とDドライブ(HDD)があったためWindowsの入っていないDドライブの方にいれました。

最終的にはWindowsとUbuntuどちらを起動させるか選択できるようにします。
bootmanager_img

※素人が調べつつデュアルブートにしたという記事なので(いるのかわからないですが)これを見てデュアルブートにしようとしている方は、参考程度にしてください。PCが起動しなくなっても責任はとれません。念のため。

ISOイメージの用意

UbuntuのISOイメージファイルをダウンロードします。下記の公式リンクから取得します。1G程度あるので多少時間がかかります。

インストール用CD or USBの用意

CD

空のDVD-Rをドライブに入れて、ダウンロードしたISOイメージを右クリック→「ディスクイメージの書き込み」を選択します。

ubuntu-iso-disc-burn

「書き込み」ボタンを押してしばらく待ちます。

USB

Unetbootinというソフトを使ってOSのインストール用USBを作成します。このソフトを使うとコンボボックスで選んだOSをWeb上からダウンロードしてきてインストール用のUSBを作ることができます。

もちろんそれでもできますが、デスクトップ版のUbuntuの選択肢がない?ようなので、先程入手した手元のISOイメージファイルを指定します。

UNetbootin_ubuntu-2

空きスペースとして2G程度用意しておきます。自分は8GのUSBメモリを使用しました。

ubuntu-usb-image
↑Ubuntuインストール用USB

Ubuntu用の領域をWindowsで用意する

コントロールパネルから「管理ツール」→「コンピューターの管理」→「記憶域」→「ディスクの管理」を開きます。Ubuntuを入れる予定のボリュームを右クリックして「ボリュームの縮小」を選択します。すると縮小するサイズを聞かれるので任意のサイズを指定してください。

ここで注意したいのは1Gは1024Mなのできりのいい数字にしたい場合は電卓や表計算ソフトを使って計算しておいたほうがいいです。

memory-miwariate-img2
↑64Gを未割り当てにしてOSを入れる用にしました
※これは説明用に後から合成した画像です。説明の内容には差し支えないと考えてください。

ブート順を変更してCD・USBで起動する

BIOS設定画面を出して先ほど作成したOSインストール用メディアからOSを立ち上げます。USBメモリ(もしくはCD)をさした状態でPCを再起動して起動直後に「F2」ボタンを何度か押すとBIOS設定画面になります。

メーカーなどによって設定画面の立ち上げに使うキーはまちまちですが、自分のPCは「F2」でしたのでそれを押しました。各自でこのボタンは異なると思うのでメーカーや型番などで調べてみてください。

青っぽいBIOS画面が出るので「Boot」タブからBoot順をUSBメモリもしくは工学ドライブが先に起動するように変更します。
※この辺はメーカーなどで変わってくると思います。自分のはAMI BIOSです。

メディアからUbuntuを起動する

try_ubuntu_without_installing

うまく立ち上がるとこのような画面になるので「Try Ubuntu without installing」もしくは「Install Ubuntu」を選択します。ここでは「Try Ubuntu without installing」を選択しました。without installingと言ってますが後からインストールは可能です。

Ubuntuのインストール

install_ubuntu_img
Ubuntuのデスクトップが現れますので雰囲気を確認したのちに「Ubuntu14.04.4 LTSのインストール」をダブルクリックしてインストールを開始します。

ubuntu-install-prepare
色々聞かれますので、該当する項目を選択します。この辺は後からインストールできるので最低限でも構わないと思います。

ubuntu-install-type
ここでは「それ以外」を選択して先ほど用意した領域にUbuntuをインストールするようにします。

ubuntu_partition_swap
先ほど作った空き領域に新しい領域を作成していきます。まずSwap領域を作成します。一般的にメモリ分の容量を確保しておけばよいといわれています。

ubuntu-akiryouiki
↑「+」ボタンから領域を追加していきます。画像には映っていませんが、間違えたら右側の「元に戻す」ボタンで戻せます。

ubuntu_partition_root
次にUbuntu領域を確保します。「基本パーティション」としました。

ブートローダーをインストールするデバイス」にはここでUbuntu用に指定した領域を指定しておきます。(「/dev/sdb2」など)

正直この辺の知識があまりなく調べつつ選択していったのでもっとよいやり方があると思います。ブートローダーを別のパーティション(「/boot」)に区切る方法もあるそうですので、この記事のやり方に関しては参考程度にしていただけたらと思います。(このパーティションで1か月くらい使っていますが、特に問題なく動いています。)

また、ここで基本パーティションにしていますが、一つのディスク内では4つまでしかパーティションは切れないので実は論理パーティションの方がいいのかもしれません。(この辺かなり適当に言っています…)

ここでは関係ないですが4つより多く区切ろうとすると「利用不可」領域という何もできない領域が発生してしまいます。

…後は道なりに選択していけばインストールできると思いますので略します。

WindowsとUbuntuを選択式で起動できるようにする

EasyBCDというソフトを利用して起動時にWindowsかUbuntuかどちらを起動させるか選択できるようにします。

easybcd-ubuntu-add

「Add New Entry」を押してLinux/BSDのタブを選択して該当箇所を埋めたのちに「Add Entry」を押します。

easybcd-ubuntu-view

「View Settings」で確認するとUbuntuがリストアップされていることがわかります。

動作確認

再起動すると冒頭で紹介したこのような選択画面が出ると思います。
bootmanager_img

Ubuntuを選ぶと「GRUB2」のブートローダーが表示されるので一番上のUbuntuを選択すると無事起動できるかと思います。

トラブルシューティング

Ubuntuが立ち上がらない(ドライバの更新)

Ubuntuをインストールしたのはいいものの、かなりの頻度で立ち上がり途中のロゴマークで止まってしまい立ち上がらなかったり、立ち上がったとしても途中でフリーズしてしまいなにも受け付けなくなってしまうことがありました。(その際は電源ボタンを押して強制的にOFFにしました)。

※後から知ったのですがUbuntu再起動のコマンドがあります。「Alt+Print Screen」を押しながら次のキーを順番に押します。「R→S→E→I→U→B」すると再起動すします(大文字で書いていますがShiftを押す必要はないです)。また、起動しなくなったりしたら「Ctrl+Alt」キーを押しながら「F1~F6」のいずれかを押すとCUI画面が出てきて何かしら入力できる状態になります。これは「Ctrl+Alt+F7」を押すと元の画面に戻れます。

Ubuntuのインストールそのものが失敗したのかと疑いましたが、リカバリーモードなら動いているので再インストールするにしてももう少し調べてからと思いいろいろ調べた結果、もしかしてGPUのドライバが悪いのではないかと思い、新しいドライバをインストールして再起動したところ、順調に立ち上がってくれました。すでに何度か使っていますが今のところ特に問題ないです。

ドライバはNVIDIAのGEFORCE GTX 950です。
この辺の経験は一切なかったのでドライバ回りは当然と言えば当然ですが、気を付けてください。

ubuntu14_nvidia_driver
↑ドライバ更新後

「ソフトウェアとアップデート」の追加のドライバの項目から該当するドライバを選択しインストールしました。

無線が不安定

Realtekの無線LANドライバーが使用されていたのですが、何かと無線が不安定で開始数分くらいは安定してネットにつなげていたのに、その後一切つながらなくなってしまう現象が見られました。ネット自体はほかの端末からはつなげられていたので、問題はUbuntu側の端末にあると考えたところ無線LANドライバーを別のものにすれば良いという記事に巡り合えました。

RealtekはLinuxとの相性が悪いらしく、有志の方がドライバを作成されているようでそれをインストールしたところ問題なく動くようになりました。

同様の件で困っている方は参考にしてください。

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  • Author : ががんぼ
    プログラミングやWeb関係で気付いたことについてメモしていく予定。だいたいが備忘録ですが、自分でサンプルを作って動かしてみたりしています。
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