今までテレビはテレビ用のモニターで見ればいいやと思っていたのですが、さすがにPCでも見れるようにしたいなと思い見られるようにしました。
ついでに「Synology DiskStation DS215j」というNASをTV録画のダビング用に使えるようにもしたので概要についても紹介します。
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(環境)
NAS:Synology DiskStation DS215j
PC:Windows10、Windows7
目次
TVをPCで視聴
ハードウェア準備
まずはTVレコーダがネットワーク対応のものか説明書などを読んで確認します。DLNAサーバー対応で、DTCP-IPの規格に対応していれば問題ないと思います。(下記参考リンク参照)
そして、レコーダのLANポートを接続してPCと同じネットワーク下に置けば機器の準備は完了です。詳細は省略します。
ソフトウェア準備
基本的には有料のソフトでのみ視聴可能のようです。代表的と思われるな2つのソフトの動作を確認したので紹介します。
sMedio TV Suite
値段(2017/08現在):Windows版→1,944円、Android版→900円
録画再生:○
TV視聴:○
Windowsは7に対応していないのでそこは注意しなければいけませんが、DTCP-IP対応のレコーダーからの録画再生のみならず、放送中のTVも再生することができます。
体験版が無料ダウンロードできるので試してみて動作的に良さそうであれば購入という流れが良いと思います。また、同じアカウントであれば10台までインストール可能のようです。
Windows10タブレット(Atom)で試してみたところやや遅延が発生していましたが、画質を落としたらところ、特に問題なく閲覧できました。また、一般的なスペックのPCであればそういった問題なく標準画質で快適に見られています。
不満点としてはデザインが縦スクロールでなく横スクロールであったりとGUIに所々違和感があるという程度で機能的には不満は無いです。使っていくうちになれるような内容なのであまり気にしなくてよいと思います。
DiXiM Digital TV Plus
こちらはWindows用の録画プレイヤーです。DLNA対応の機器があればその中の動画だけでなく音楽を聞くこともできるようです。ただ、eMedioのようにTVを視聴することはできないようです。
こちらはWindows7でも動きます。個人的にはGUIも直観的で使いやすそうという印象でした。
ただ、放送中のTVの再生ができないことや、自分の環境だとうまく動かなかったり動いたりという状況でしたので、こちらの購入は見送りました。
こちらも無料体験版があるので一度動作を確認してから購入検討した方がいいと思います。
NAS(Synology DiskStation DS215j)のDTCP-IP対応
こちらの商品はデフォルトではDTCP-IPに対応していませんが、有料の専用ソフト「sMedio DTCP Move」(約9ドル)をインストールすることでDTCP-IPに対応するようになります。名前を見てわかる通り、先ほどの「sMedio TV suite」での閲覧が推奨されています。(一応先ほどのDiXiMからも閲覧はできていましたが利用の際は一度動作を確認してください。)
具体的にはDLNAサーバー(レコーダー)からのダビングとDTCP-IPクライアントからの視聴ができるようになります。このソフトをインストールしたところレコーダーの録画先としてあらわれるようになりました。
ダビング専門といった使い方がメインとなると思うので、レコーダーのHDDがいっぱいになった時の移動先になると思います。また、一応ですが、このソフトをインストールして稼働させても今まで通りファイルサーバーなどとしても普通に活用できます。
最後に
今回はSynologyのDTCP-IP対応、および、sMedio TV Suiteを購入しました。同じネットワーク内の他の端末でTVが閲覧できるというのは魅力的です。
SoftEtherなどのVPN機能と組み合わせれば外出先でも閲覧可能になり、ますます便利になりそうだなと思いました。